るんぺんパリ【RunPenParis】

詩・詩集・ことばをデザイン・アート・写真 るんぺんパリ【RunPenParis】 以前は「Kマーホ」の名で活動(1999-2002)、詩集「トイレの閃き」「テレビジョン」「おしりとサドルが あいますか」「マガサス星人」「コールサック」「眠立体」6冊の詩集を出版して活動休止。 令和元年(2019)に、「るんぺんパリ【RunPenParis】」の名で活動を再開。 三重県伊賀市(旧上野市)出身 静岡県在住

2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

三つ並べ。

トイレットペーパーの競争って知ってるかい。沢山使われたら、最後だ。芯が残るのに捨てられるんだ。そう言って来たのは、まだ準備中の扇風機だった。強く回すには、まだ時期尚早だからと、三つ並べを始めた。それも一人で、丸かバツかで正解を戦わせたんだ…

次の曲。

何処かへ行ってしまった。カセットテープという男は、過去を想い出とはしなかった。よく見えると思わないか。そう語りかけて来ては、まだ先は長いじゃないか。これからどんな音楽が用意されているのか、楽しみにして見ないか。その手で回して次の曲を一緒に…

静岡県沼津市にある「富屋珈琲店」が閉店。

静岡県沼津市にある「富屋珈琲店」が6月で閉店する。今更ながら応援しても遅いが応援する。静岡を代表する珈琲店だから。なのに何故か、コーヒーを頼まなかった。最後だから別の飲み物を頼んでしまった。この急な暑さは判断力が鈍る。一緒に行った相手も、ア…

無邪気に。

後戻り出来るのは自動車だけじゃないかな。運転手は色々と気を使いながら周りを見て後戻りをしては、元の道に戻って安心してるけど、それって窮屈だね。もう何も気にしないで走り出したらどうなのか。間違えたかなって思ったら、ちょっと止まって、ちょっと…

飛ぶ事。

飛ぶ事を考えましたか。歩いていくとか、自転車とか、自動車とか、自分で移動する事では解決できない場所があるんですよ。飛行機を使うという手段は考えましたか。何となく手間がかかる雰囲気はありますが、飛行機なら快適に目的地に行けるんです。座ってい…

秘密をメモ。

ノートにたどり着いた気持ちは何をしたかったのだろう。秘密をメモした気持ちは、誰にも読まれない事の安心感と誰かに見つけて読んで欲しい期待感で満足できたのだろうか。ただ、もしも読まれて困る事も書く時が来る。最後まで隠し通す事で気持ちは落ち着く…

武士の志へ。

武士の時代、ハートは生きるか死ぬかの存在だった。何かに気持ちを重く置く事で、そのハートは、簡単には揺れなかった。それは独自の柄の折り紙で時間をかけて丁寧に折ったハートで表したのかもしれない。この先に腹を割って自分のハートを見せる事ができる…

純粋な穴。

何となく出たハートは純粋なハートだと思うよ。手入れもされていない草木が茂った場所で、悠々と咲き出した花は、理由を持たない花なんだ。雨が降ったから傘を差す必要があるのは人だけで、それ以外の世界は傘を必要として生きていないんだ。長い間、使い古…

小さな図書館。

誰かの気持ちを考えて生きて無いよ。少し雑に描かれたハートに、気持ちが揺れるなんて素敵な事だと思うよ。そこは小さな図書館で、個性の詰まった本棚が沢山あった。窓の向こうには四季を表現する樹々が広がる。その樹々の何処かにいつ描いたか分からないハ…

カクカクだよ。

真っ白だよ。真っ白だからいいに決まってる。ハートもカクカクだ。これから丸くすればいいに決まってる。もう君の先は決まってるんだ。どうにでもなるし、どうにでもできる、どうでもいいやもありだ。時間もある、だれも縛り付けていない。自由だと思へ。自…

同じ宝石。

ハートは大きさじゃない中身だよ。中身にハートが輝ける宝石を作り出すんだ。その宝石は簡単には見れないぐらい小さな宝石だけど君にとっての価値は誰にもつけられないぐらい高いと思う。ハートに作る宝石はそう簡単には思い通りには行かないよ。そして同じ…

四つ葉。

四つ葉のクローバーは、ハートが四つ集まっているんだ。なぜ四つなのか考えて見たら、何となく三つ葉が四つ葉になった理由が分かった気がしてきた。君が生まれたハートは誰かと誰かのハートの証で、もう一つのハートは君が誰かに渡す為のハートさ。その一つ…

お高く。

自分のハートを飲めばいいんだよ。誰かのハートを探したり、誰かのハートに頼ったりするのは大変な気がするんだ。だから、自分で自分のハート出してきて、ちょっとおしゃれにアートして、10分ぐらいの無音を作って、そしてゆっくりと自分のハートの味を確か…

同じ向きに。

ハートは、同じ向きに傾いてるの。どんなにいいハートで、どんなに大きなハートでも、同じ向きに傾かないとケンカしちゃうと思う。そのケンカは、ハートには罪は無いんだ。だからハートを責めないで欲しい。ハートは君が生きて来た、沢山の誰かからもらった…

パズルハート。

パズルの世界は、合う合わないが大事なのかもしれないけど、この世界はそうじゃないと思う。誰かを優しく思う気持ちが少しあれば、それでちゃんと生きていける。世界が誰も一人にならない為に、その優しさをハートの形にして見せて行くんだ。後は個性的に色…

釣られて泣いた。

魚は釣られて、泣いて喜んだ。海はとても広くて退屈だったのかも知れない。海から出たら魚は自分の涙をちゃんと見たのかも知れない。大きな魚に怯えて逃げて隠れて過ごした海は楽しく無かったのかも知れない。魚は釣られて、海以外の空気を沢山吸って興奮し…

繋がるように。

人生で沢山の花が咲くのは1ページだけ、その花は枯れて無くなるかも知れないし、ドライフラワーのように飾る事になるかもしれない。また沢山の花を咲かせようと頑張るのもありだけど、本当にあの綺麗な花の色を出せるのかは難しいと思う。だから、今そのまま…

猫は見てる。

ちゃんと見ていたネコは、君の本当の生き方を知ってる。ネコに見られてる事に気がついてないから、気を抜いて、手を抜いて、後で気がついて、やり直して、何とか結果オーライで、上手い事いったと、ほっとして、ふと気がついたら、ネコが見ていて、やっとみ…

四角的に。

中身より形にこだわって見ないか。中身なんてどんなにこだわっても好みじゃ無かったら見向きもされないよ。それより、形に個性を出せば見た目で寄ってくるんじゃないかな。そして、中身の無い形が騒がしくなってきた。なんか軽い感じだけど、その何でも変え…

顔色は緑色。

緑の部屋に誘われた。そこは蛇口があり、鏡があり、洗面所だった。自分が何もしなければ、この緑の部屋に変化は起こらないよ。そんな張り紙があった。鏡に顔を見せた。顔色は緑色だ。その緑を落とそうと蛇口の栓を回した。勢いよく回したので水が出過ぎた。…

真っ直ぐな寂しさ。

大人になったら誰かの寂しさを埋める生き方をしよう。子供は朝起きた瞬間から寂しいんだ。だから直ぐに、その寂しさを埋めてあげないと、大人になってどんなに満たされても満足できなくて、お金でどうにかなると思っちゃう。子供の頃の寂しさは、大人になっ…

それいいの。

シンプルに何処かに入って、その色を理解すれば誰だって何ともなく過ごせると思う。ただ現実はそれほどお利口さんに優しくは無いよ。お利口さんには試練が追加され、その試練は高くなり、本当にその色になる事に。君は君に嘘をつく事が多くなるかもね。嘘と…

人の世界。

何も考えないで生きるなんて、そっちの方が難しいよ。嫌な物は逃げたら、一生、嫌な物になる。何となく受け止めていたら、こっちの気持ちを気にしないで、どんどんと表情も変えずに乗り込んでくる。正解も無いし不正解も無い世界だ。図々しく生きるのが人間…

折り目。

折り目のあるハートに出会った。そのハートの折り目は、何となく気になる折り目なのが良かった。ハートは純粋な方がいいに決まってる。だけど、折り目がつくことがあるのが現実で、その折り目を隠そうとすると自分らしく無くなる。そうやってハートを大事に…

母の日メッセージカード。昨日、コソコソと作っていた末っ子。

母の日メッセージカード。昨日、コソコソと作っていた末っ子。朝からソワソワしながらお母さんに渡してた。 母の日メッセージカードとカーネーション。

もっと考える。

正解って自分じゃなくて沢山の誰かに認められたって事でしょ。意外と本気の会話を始めた未知の生物は、今後、個性的な生物として、先の先の事を考え出した。今はこれでいいと思うよ、今はいいけど、その先の先では全然ダメな気がするんだ。理由は分かんない…

君の味方。

君は生きてる、生きてるんだったら、カラフルな世界へ乗ろうよ。現実の時間はどんどん過ぎていく。洗濯物の量が増えていく事は、君が前に進んでいる証拠なんだ。時間はどんどん進むよ。時間をかければ洗濯物は無くなり、またスタ-トだ。さあカラフルな世界…

最新AI。

古い電話に聞いてみな。意外とカラフルな返事が来るかも。最新AIが導き出した答えはこれだ。この最新のAIは学習して、この結論に達したらしい。さて古い電話とは使い方が分からない。この使い方を知っている人はかなり古い人になる。簡単に見つかりそうだ。…

ついて行く。

変えられないと思われてる。誰に。自分を試せるのは自分だけだよ。何だか大きな声でいい事を言い出したカメレオンは、現実では目立ちすぎる色を全力で出してきた。次は小さな落ち着いた言葉で、これはまだ本気じゃないよ。と言ってきた。何も無かったように…

黄色から。

色は選べないかも知れないよ。そう言って花は騒ぎ出した。最初は好きな色で咲いた花も、他の色の花がよく見えたりして、色を変えたくなるんだって。何だかよくわからないと言う顔で話を聞いていたタンポポは、黄色が当たり前の世界だった。頑張ればタンポポ…