るんぺんパリ RunPenParis

詩・詩集・アート・写真 るんぺんパリ RunPenParis  以前は「Kマーホ」の名で活動(1999-2002)、詩集「トイレの閃き」「テレビジョン」「おしりとサドルが あいますか」「マガサス星人」「コールサック」「眠立体」6冊の詩集を出版して活動休止。 令和元年(2019)に、「るんぺんパリ【RunPenParis】」の名で活動を再開。 三重県伊賀市(旧上野市)出身 静岡県在住

2026-03-01から1ヶ月間の記事一覧

3月31日

脳に何を入れて満タンにするのか。ガソリンなのか、酒なのか、たばこの煙なのか。脳は何を入れても、言う事を聞く友達だけど、じわじわと神経を尖らせては、ちょっかいを出してくる。その神経もマヒしてきたら、極楽の感覚を感じて、脳に今度は操られる。あ…

3月30日

網戸をつけたのか、無駄なモノは無視できそうだな。二重サッシとは考えたもんだ、細かい雑踏は耳に入らなくていい。その耳は、その鼓膜は、その体裁感情の窓は装備すれば何とでもなりそうだが、くすぶる感情は、いつまでたっても、なにをしても、どこかに燃…

3月29日

反抗期はいつまでも寝起きしている。落ち着いたと見せかけた桜でさえ、反抗期は枕を何度もひっくり返しては、歯ぎしりで突っ走り、目が覚めたら何も無かったように薄桃色の歯を見せて笑ってはいるが、どことなく、目は反抗期のその眼差しで今朝を睨む。肌寒…

3月28日

脳の中身がバナナであれば、外側の皮を押されたら黒く変色する。バナナは静かに放置すれば皮は黒くなるけど、中身は熟成される。脳の中身はシュークリームだ。中のクリームの味は食べて見ないとわからない。強く食べると中身が飛び出してくるから気をつけろ…

3月27日

無口なマスターがいる喫茶店は誰にでも存在する。そこに招かれるのは人だけではなさそうだ。どうすれば、その喫茶店に招かれるのかは、それぞれで、まだ春の始まりに見たタンポポの綿帽子がある野原の横で、つくしもある事に気がつく、そんな空間を持った誰…

3月26日

はきなれた靴は、カラダに馴染みすぎて劣化した事に気がつかず、当たり前のように足に存在する。靴下は、お利口だから、洗濯という逃げ場を知っている。とても乾いた晴れの日に、はきなれた靴は、逃げ場を考える。考えている内に天気は変わる。もうボロボロ…

3月25日

簡単に、乾電池を変えればいいと心臓は思っている。止めなければ、その乾電池は安物でもいい。高級な乾電池を入れたとして誰も気がつかないから、少し乾電池が見えるように暮らす。誰かに気づいてもらった時に高級な乾電池を入れた意味を知る。次に更に高級…

3月24日

咲き始める桜があるとしたら、その公園には記憶にある公園の事だろう。公衆電話が花見をはじめて、その電話BOXからタイムスリップする。まだつぼみと、咲き始めと、早く咲いて酔いつぶれた飲んだくれと、少々の冷えた風の中に、これから暖かくなる空気を感じ…

3月23日

孤独のマジックペンは何色なのか。黒を選んだのは本当の孤独を見せたいだけで、本心は孤独に酔っているんじゃないか。黄色を選んだら、その孤独は自由じゃないか。青を選んだら、その孤独は解放じゃないか。赤を選んだら、その孤独は感情があふれ出し、赤い…

3月22日

愛がココロにあるなんて聞いたことがない。愛は絵具を渡されて、描いた花が、愛のカタチにしてしまえば、それを見たココロが愛を知るきっかけにはなる。絵具で、もっと好きなモノを描いて、誰かに見せて、誰か一人だけにしかわからない愛のカタチにして試せ…

3月21日

脳内に荒野を作った。ガンマンが数人潜んでいるが、殺意はない。サボテンを増やしているんだけど、そのトゲは年々鋭くとがらしていて、基本は誰も近寄られたくない。保安官は存在しているが、暗黙の了解で動く。たまに一人のガンマンが脳内で銃をチラつかせ…

3月20日

てんとう虫な世界が、カラダの中にあったなら、背中の星は何個あるかを自分で数えて、それを誰にも見せないで、探り探りと言葉を選び、誰かのてんとう虫の背中の星の数を知っては優越感を持ったり、劣等感を抱いたり、もやもやと背中の星の数を増やそうと頑…

3月19日

カラダを通り抜けるような風を知っている。その風を知ったのは、まだ時間が長く感じる年齢だった。窮屈だった時間に、ちょっとため息すら覚えた、そんな日々だったと記憶する。その風は、初めて滑り台にすべった時の、あの風に似ていた。ほんの一瞬だけ加速…

3月18日

背中には気持ちが映る鏡がある。その背中の鏡に自分を重ねては、背中を見てその性格をさとる。背中は嘘をあばく、それに自分とシンクロしてダンスする。誰かの背中は誰かを映しては、ゆらゆらとイソギンチャクのように獲物を待っている。その獲物は背中の顔…

3月17日

ほおづえをついている。考え事をしている心臓がそうさせている。止まる事の無い時間と泊まる事のできる心臓は、共同生活をしていて、時折り心臓は時間に泊まらないかと持ち掛けては、いつもフラれる。時間はまじめだから寝ている暇がないんだ。心臓は、ほお…

3月16日

ココロの位置は世界地図の中の小さな無人島ぐらいだ。何も隠そうとはしていない世界地図を、みんな見せてはいるけど、小さな無人島は見つけにくい。それを早く見つけたら、この航海は終わる事になるだろう。船の上で長い航海をしながら、望遠鏡で小さな島を…

3月15日

雨上がりの水たまりと、水遊びをした後の水たまり、どっちも同じ青空を映している。ただその水たまりの乾く速度は違う。楽しい後の水たまりの方が早く乾く。つま先に水たまりの湖、そのまま踏み込んでいいのか悪いのかは、その水たまりのできた理由に翻弄さ…

3月14日

感情を使い切るまで喜怒哀楽を利用して生きているモノはいない。無感情ではないカタツムリは粘りのある足跡を残して感情を表現して、スマイルマークの足跡を作った。それを見つけた青い鳥がフンを落としてスマイルに目を入れる。通りすがりの針金虫がスマイ…

3月13日

通ってきた道は過去なのか、もしかすると後戻りしている事に気つかないで、心地よく繰り返して満足して、充実を気取ったスーツで、ネクタイで半ズボンのハイソックスをはいた自己満足だとしたら、その後は発情期の猫たちのように、威嚇して追いかけ回って、…

3月12日

今の未来をわかっていたら、何をやり直すのだろうか。水道の蛇口から出す水の量をコントロールできるようになった感情は、思いっきり蛇口をひねる事もなく、適度な量を適度に止めてくれる自動に頼った感情に変わった。もう感情は自由に出せなくなったもどか…

3月11日

本当の時間は、どこで流れているのか。記憶は時間が作った化石だとしたら、その化石のある地層が本当の時間だった軌跡になる。その軌跡の隅の方に、大切なものがあるとしたら、そこに少し水を与えて様子を見て見たら、小さな双葉が出てきて、たぶん黄色の花…

3月10日

胃袋の中はゴミの山のように私腹が詰まっていた。それを溶かす胃酸でも、跡形もなく溶かす事ができない金属は、私腹の中の好物として輝ける。その好物は行き着くところまで、長い腸を転がり、開けた大腸で最後の判断を下す。口から得たモノは、すべて外に出…

3月9日

同じような服ばかり着て、すましているのは、まつ毛のようだ。ピンとした反り具合も合わせて、目を引く存在だ。やがて疲れてきた、同じような服は売れなくなり、品が変わりだす。それに目を引く宣伝があると、流行かのように目をくぎ付けに。また新しい同じ…

3月8日

ひょっとしてぺらぺらの存在で、買ったばかりのペンの書き味を試す、その程度のこころで歩いている事が多い。その試されたペンの書き味に意味の無い文字を書いた。その文字は書き味にはもってこいの言葉だ。そんな言葉をいつも使っている訳ではないが、その…

3月7日

自分で自分に落書きはできない。その落書きは誰かと出会い続けた証だった。落書きを呼んでみたら、確かに過去に一度会ったことのある人がたくさんいた。その人たちは、今ではもう出会わない人ばかりだけど、落書きの内容を思い出してみると、とても印象に残…

3月6日

無風にしてくれた、気の利いた日差しは、指先の温度を少しづつゆっくりと温めてくれては、無言の挨拶でうなづいて、心を読んでくれる。大した用事もないのに忙しい雰囲気を見せてくる洗濯モノ達が、その日差しの言う事を、しぶしぶながら聞いている感じが、…

3月5日

好きなだけ時間が使えると信じて大人になった子供たちは、今どうしているのだろうか。明日は雨が降らないようにと、てるてる坊主を作る。消耗品に値段をつけては価値を決められ、飽きたら簡単に買い替える脳みそだったら、この世界は幸せに噴水のショーを眺…

3月4日

青ざめた空は、思った以上にカラカラで、たんぱく質が筋肉質の雲ひとつない、晴天だった。昨日の感情は多くの雨が黒い粒を混ぜ込んで辺りを綺麗に汚した。その汚れは、誰もが持っている感情の摩擦から出た錆びのような黒い金平糖だった。味見をしたら、それ…

3月3日

みちくさを食ったのさ、雑草だったと思ったものが、お宝の花を咲かしたときは、うれしかったもんだ。雑草を眺めていた日の暖かかった気持ちは、今もしまいこんだまま、開けずじまいのあくびとあぐらをかいては、誰も気が付かないだろうと鼻をほじっている。…

3月2日

もしも過去に手紙を出して、現在を変える事が出来たなら、自由は簡単にサインペンで描いた落書きを、普通の消しゴムで消せるようになって、喫煙所にたむろする煙でさえも、こっけいに見える。稼ぎたい欲望と、あめ玉を選ぶ性欲と、うつろな目をした発情期の…