るんぺんパリ【RunPenParis】

詩・詩集・ことばをデザイン・アート・写真 るんぺんパリ【RunPenParis】 以前は「Kマーホ」の名で活動(1999-2002)、詩集「トイレの閃き」「テレビジョン」「おしりとサドルが あいますか」「マガサス星人」「コールサック」「眠立体」6冊の詩集を出版して活動休止。 令和元年(2019)に、「るんぺんパリ【RunPenParis】」の名で活動を再開。 三重県伊賀市(旧上野市)出身 静岡県在住

何の日か分からずに

 自分の事を忘れるなんて出来ない気がするけど、数時間なら何とかなるんじゃないかな。早起きはいつもと変わらず5時から6時の間かな、目覚まし時計が嫌いでカーテンから漏れる明るさで。

 誰よりも準備をして待ちぼうけの状態だったよ、今朝は。性格的に計画的な一日が嫌いで、急に、何となく、思いつたからが、最高の日になると思ってる。

 まずは準備は整った、歩くのが好きだから歩くと勘違いされたけど、今日は車だよ。すぐ近くの公園で、まずはブランコ、それから何だこの遊具。それからいつもの滑り台は使用禁止だった。一気に冷めた。でも少し滑りの悪い小さな滑り台で気持ちはまぎれて、飛行機の遊具で後ろに乗って、どこへ行こうかと前を見たよ。

 少し遠いけど、いい公園があるんだ、そこに行こうか。ドライブしよう。目新しい物を見せたい気持ちはとりあえずあそこならと目指したんだ。

 まだ9時半だから駐車場も空いてた。駐車所から数組の家族にまぎれて目的地に向かった。何となく見えた、無料の日らしい、それも富士山の日だからと。

 いつもと違う沢山の小さなお店が始まっていた。まずはメリーゴーランドに乗った、それから汽車、そして綿菓子に並んで、それからそれから、何の日か分からずに沢山の人にまぎれて、パッタイとみたらし団子を買って、最後にメリーゴーランドを2回目、乗った。大人で乗ってるのはだた一人、目立つ事を忘れて、ぼんやりしてた。

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