るんぺんパリ【RunPenParis】

詩・詩集・ことばをデザイン・アート・写真 るんぺんパリ【RunPenParis】 以前は「Kマーホ」の名で活動(1999-2002)、詩集「トイレの閃き」「テレビジョン」「おしりとサドルが あいますか」「マガサス星人」「コールサック」「眠立体」6冊の詩集を出版して活動休止。 令和元年(2019)に、「るんぺんパリ【RunPenParis】」の名で活動を再開。 三重県伊賀市(旧上野市)出身 静岡県在住

傘の気持ち。

ぶつかった傘は、こう言い出した。雨から守る気持ちがいっぱいある。雨もその気持ちを知ってるから、気持ちよく降ってくれる。晴れた日には、雨の日の疲れを癒して差してもらえる事もある。次の雨を待ちながら、ずっとすぼんでる。すぼんでる仲間もいる。寂しくないよ。ただ傘の気持ちは暗い。雨でも。