三重県にある
伊賀市(旧上野市)の
依那具という地区に
城ケ丘住宅と呼んでいた
市営団地がある
汲み取り式トイレの
換気筒が立ち並び
住宅が5~6軒つながった
平屋の長屋住宅が
数十棟あり
2階建て長屋住宅も
一棟あった
るんぺんパリは
小学生の頃に
その市営団地に
中学生になるまで
住んでいた
当時は
沢山の家族が住んでいて
沢山の子供達がいた
みんなで遊べる広場もあり
近くには
ため池もあり
釣りもした
何処かにつながる
山道もあった
市営団地の広場には
土管のトンネルが2つ
滑り台
砂場
鉄棒があり
ラジオ体操や
サッカー
野球
夜は花火
子供会の
七夕とか
何か集まっては
騒がしかった
市営団地の
近くには
「ふじや」という
駄菓子屋があった
団地の子供は
みんな
そこで
おやつを買ってた
去年の今頃のこと
用事で
伊賀へ戻る事があり
時間もあったので
団地へ
行って見た
あれから
30年以上も
何も変わらない
その市営団地が
とても小さく見えるのは
自分が
大きな物を
見て来たからだと思った
それにしても
団地内の道も
軽自動車が
一台通れるぐらいしか無い
住宅一軒の大きさも
4畳半が
2部屋ぐらいの大きさ
台所とお風呂で
1畳半ぐらいかな
玄関とトイレで
これも1畳半ぐらいかな
あの団地生活は
退屈だったな
夏休みは
特に退屈だったな
この夏に
何故か
あの団地の夏を
思い出していた
理由は
8月19日(木)に見た
映画「サバカン」の影響だ
映画に出て来る
80年代の生活は
今から考えると
汚いと
思う事が
多いけど
その汚い生活の経験が
今の欲求を
作ってくれたのだと思う
今は
とても綺麗な生活になった
これを書いている環境も
とても快適な
環境だ
録画したドラマを
横目に見ながら
パソコンで
カタカタしてる
今が
一番素敵な時間で
素敵な生活だと
思う
この時間が安くて
一番美味しい
ご馳走だと
思う
この時間に
ご馳走様。