2023-02-27 無限。 良い事にしがみついてたら、その先は折れてた。チャンスが来た、見えない先を試行錯誤して見たくなってきた。数分数秒で何かが動き出す。それより先に何かを考え出す。その考え出した何かを見直す。見えない先は無限の何かを生み出す。誰がその先を読めるのか、読み解けるのか。そんなのはゴシップだ。
2023-02-26 煙り。 煙はまだ生物として認められていない。煙は生きてる。生きてるから鼻について来る。煙は意志を持っているのに、その意志は認められていない。意志があるから煙が出ている事に気が付いたら、それは大発見なんだけど。まあ煙の事情もあるから、もしかすると事実はもう煙に巻かれているかも。この世界では
2023-02-25 散し。 コガネムシは、花のちらし寿司が好き。暖かくなったら、いつの間にか、沢山の花達が肩を揺らし出す。その花の肩と肩が擦れ合って、また空気に少し香りをつける。それに一番に気が付くのは昆虫達かな、二番目は鳥たちで、三番目かな僕たちは、そうすると四番目にお腹が空いて来るんだ。花のご馳走求めて
2023-02-24 間抜。 トマトは、いわゆるヘタの事を間抜けと呼んでいた。トマトはこのヘタが必要だから、愛情を込めて、この緑のヘソの尾をヘタを呼ばずに、間抜けと呼んで自慢していたんだ。トマトは、この間抜けが無いとトマトとして味が無いって言うんだ。間抜けは誰も食べずに残すんだけど、その間抜けもトマトが好きだ
2023-02-23 小鳥。 親子とは似ている。正反対だと思ったら、なおさら似ていると思っているから、そう思って正反対になった。だから親子とは似ている味がある。その味は親も子も実は知らない。お互いが嚙み合わないと、その味は感じない。ただの葉っぱのように暮らしても、同じように赤い実が出来て、小さな小鳥に分けてる
2023-02-22 日影。 そういえば、酸っぱい生き方しかできない。誰かに甘く出来るような器用さもない。まあ誰も自分たちに甘さを求めて来ないだろう。今日は日陰で乾いた話でまったりしている見るからに、すっぱそうな果実の会話が気になった。酸っぱい果実は、そういえば甘い顔が出来るのに酸っぱい顔はできない。プロだな