2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧
真実はズレているのか、それとも自身がズレているのか。そうやって考え出したら、地球なんて物は丸いだけで収まらない。たまたま見つけた穴は地球を丸くする為に掘られた物だった。その穴を掘ったのは地球は丸いと信じたい気持ちからだった。掘ってる途中で…
自由を抜いた。足元のタンポポが自由に好きな所で咲いてるなんて思いながら、勝手にほっこりしてたら、その横に居た綿帽子が怒ってきた。タンポポは早く自由になりたくて咲いたのに、みんなそのままにするんだ。そして綿帽子になる。やっと誰かが手に取って…
ワッフルの上でくつろいだイチジクのような生活に憧れてるんだ。そう語って来たのは食器棚の中のコーヒーカップの上にバランスよく積まれていたプラスチック製のカップだった。いつも不安定だったそのカップはイチジクという味が思い出せない果実とワッフル…
自分は変わらなくていい。変えるのは眼鏡だ。君は生まれたままの君で素晴らしい。そして眼鏡は誰でもかける事が出来る。だから眼鏡を変えるべきだ。ちゃんとした所に相談すれば、眼鏡は君の素晴らしい人格になるんだ。よく見てごらん。自身の事しか考えてい…
今日が卵としたら、何があってもおかしくは無い。卵が内側から割るのは正しい方法だと思う。だけど、僕らが知ってる卵は、誰かが簡単に割ってしまう光景だ。その力加減は、とても難しく、慎重になればいいという訳でもなさそうだ。さあ、君の卵は君が割る事…
天気予報なんて嘘だよ、そうとも言えなくなった。気持ちの壁をすっきりと明るくピンクに変えたんだ。このピンクに乗っかって、前向きとかいうお利口な言葉じゃ無く、気分を単純にしただけ。そして理由を賢く言うのが大嫌い。何となくピンクで、何となく気分…
上を見上げると、それは小さな空が見える、小さな窓かもしれない。その窓以外が暗いのは、君が暗い思いをしてるからだと思う。だた、その窓への出口が見つかったら、その窓の周りは大きく色を変えて来るはずだ。それはいつ来るか分からない、だけど来ると信…
誰かが飛んだ跡が空に残っていた。この飛んだ跡が、この後どうなったのか。物語は時間を戻す事になるのですが、ここで問題です。この物語、先が見える人と、先が見たい人との割合は半分半分でありまして、最終的には見て見ましょうとなる。その理由は見ない…
何処に入れるかとか、何処に入ろうかとか、何処かに入れそうなとか、そんな弱気じゃ何処にも、隙間すら出来ない。まずは、スリムに難しい考えは内緒にするんだ。それから今までの経験は、ただの経験だから、忘れないように大切になんて考えは、お堅い代物に…
君の時間は、無くなるんじゃないかな。合わせてもいいけど、大きくはズラせなくなるよ。もしも本気で時間をズラしたければ、病気になるか、時間を辞めるかだ。どうする、12の次に13を入れようか、それとも12を無くすか。みなさんは時間の森へ、なぜ向かうの…
とてもシャイで恥ずかしがり屋、目を合わせるのが苦手だけど、じっくり話が聞ける見ザル。難しい話は苦手だけど、大体は見たら何とか説明できる聞かザル。話すのは緊張するんだ、だからみんなの目を見て意見をいっぱい聞いてから決める言わザル。一つでいい…
自由とは何だろう。何も気にしないで過ごしたいとは何だろう。疲れ果てて寝てしまった君の寝相は素晴らしかった。壁に逆らって、床に逆らって、そんでもって、すやすやと体のチカラは抜けて折り畳んでしまった。僕は君の姿が気なって寝られなかった。今日は…
誰かが捨てた、とあるゴミを見て、知らんぷりをしたら、そのゴミはタチが悪く、夢枕に現れた。タンポポを植えようとしてもちゃんと育たない。それはタンポポの事を分かって無いから。君がゴミと思う気持ちをどう変えるかだよ。自然に逆らっちゃいけない。ち…
ポップコーンは、トウモロコシの一つの個性であって、決してトウモロコシの最適な生き方ではない。そう言い出したのは、勉強が大好きな友達の大豆だった。大豆はトウモロコシに憧れて勉強を頑張った。黄色にも興味があった。乾いた生き方にも共感していた。…
金が欲しくて、働いて、眠るだけ。古い曲を思い出した。年明け早々に静岡まで20年ぶりに会いに来てくれた。大親友のOKIという男が、まだロックしている。青い日にOKIと組んだバンドは、いつ思い出しても頭の中で弾けてくる。OKIという男は、いつまでも、るん…
線路に入ってはいけない。だけど固い事は抜きだ。顔を見て欲しい。いい笑顔だと思うんだ。入っちゃいけない所で出る笑顔は本物なんだと思うんだ。楽しいの先の気持ちだよ、頭で考える前の気持ちだよ、走り出す前の気持ちだよ。踏切までは素でいいんじゃない…
ご馳走の春が帰って来た。お腹が空いて無い時は、無理して食べないと言ってるけど、どこか食べられそうで隠れてしまうのもありだけどね。みんな誰かから食べられそうで食べられないように生きて来たようで、そのガマンから解放された猫は、いきなり今日一番…
誰かの釣りに付き合って。空から釣り針が降りてきた。この釣り針に気がついているのは、君だけじゃないと思って欲しい。エサは無いようだ。エサがあれば何が釣りたいのか分かるけど。何が釣りたいんだろう。それじゃ何も釣れないと思うけど、それでいいみた…
夢のお話。おしゃれなネズミさんは、今日もおしゃれにお出かけ。ランプを持っている理由は、昼間でも暗い所を通るから。絵を描くのが好き。好きな物を探すのも好き。恋は二の次。お腹が空いた時の用意はちゃんとしています。笑顔は必要、忘れちゃダメ。でも…
脳には羊が住んでる。あの眠れない時に数える羊は、おとぎ話だ。ある授業で先生は脳にいる羊の話を始めた。脳いる羊は大人しい。何も言わないし、何も気にしていない。ただの羊だ。ただ一つ、羊は毎日、毛がどんどん増えて来る。それを刈りたくなってくるの…
個性がトガった色鉛筆の世界。みんな気合いが入っていたよ。さあ、次はその個性を生かせるかどうかなんだ。色鉛筆の先生はとても小さいけど、色鉛筆を小さく育てる天才の、あのちょこっとした鉛筆削りだった。声のトーンは低く体育会系のヨガ好きだ。口癖は…
今日も自転車の練習、昨日は三回転んで大泣きして終了。今日は午前中にYouTubeで自転車の練習動画を見て猛勉強。昼食後に、あっという間に乗れていた。YouTubeとは何者だ。本人のやる気まで上げてくれていた。さて、この後に何をおねだりされるのだろうか。
2020/7/27発売 詩集「こよい こよりの そらから」は詩87作品(P101) 「るんぺんパリ」の第二詩集です。あひる図書館にあります。 あひる図書館には、るんぺんパリの名刺が置いてあります。ご自由にお持ち帰り下さい。 あひる図書館では、るんぺんパリの書…
缶ジュースの世界は厳しい。子供だましでは開かないんだ。まだアルミ缶の世界で良かった。スチール缶なんてのは、もう異世界だ。缶切りが必要な缶詰なんてのは話が通じない。一度開いてしまえば大した事は無いんだけど。一つ忠告がある。君が開けようとして…
少し遅れた自転車の練習。長女とお母さんの指導で補助輪が取れるのは、いつ。ちなみに次女は知らんぷり。長男はまだ乗れないのとあきれてると思う。もっと早く教えようと思いつつ、小3になるまで放置してしまった。お父さんの指導では泣いてしまう。だから、…
影と向き合った事はありますか。影の表情は、ほんの一瞬で変わり、すぐに後ろに隠れてしまう、とても優しい気持ちを持った、君の本当の友達だと思うよ。影が表に出て来て小さなお話を始めたんだ。そして最後に影が黒い理由の答え合わせが待っていたんだ。そ…
誰かが、どっちかに座ってくれれば二つのベンチを、どっちに座ろうかなんて自由に選べる時間は生まれないないのに。足元に咲いてる小さな花が心を読んできた。その小さな花は、こう言ってきたんだ。僕らは土から出るまでも、出てからも自由に選べないんだ。…
部屋は最初が悩むんだ。みんな好きな椅子は取り合いになる。だけど、ケンカはしない。その椅子を、みんなで座るんだ。さてと、みんな椅子に落ち着きましたので本題に入ります。君の部屋だけど、君の君だけの部屋にするのか、君が君だと見てもらう為の部屋に…
大人になったら分からない事だらけだよ。特にブランコが苦手になってしまう理由とかね。揺れたそうに語りかけてきたブランコは、大人になった君を見て、うれしいのか、寂しいのか、複雑な思いで時間を止めていたんだ。いい天気だよ。今日も。いつでも自由に…
林田美学(はやしだ みのり)ちゃん! おめでとう! るんぺんパリは、美学ちゃんを応援しています。 これから大変だけど笑顔でがんばって!