るんぺんパリ【RunPenParis】

詩・詩集・ことばをデザイン・アート・写真 るんぺんパリ【RunPenParis】 以前は「Kマーホ」の名で活動(1999-2002)、詩集「トイレの閃き」「テレビジョン」「おしりとサドルが あいますか」「マガサス星人」「コールサック」「眠立体」6冊の詩集を出版して活動休止。 令和元年(2019)に、「るんぺんパリ【RunPenParis】」の名で活動を再開。 三重県伊賀市(旧上野市)出身 静岡県在住

原因を超え切る

原因を超え切る

原因を伝えても
その原因を否定してくるのが
洗脳された人間である事は確かだ
洗脳された人間を自分の方向へ持ち込む時間が
一番無駄な時間だ
その無駄な時間でしか解決できない原因が
あるのが事実で現実
この事実と現実を何度も変えようとすると
行き詰まる
行き詰った時に割り切るという選択肢が出れば
救いの道があるように思うがガマンが増える
割り切るを選ばないとしたら
乗り切るという選択肢がある
乗り切るにはどうしたらいいのか
これを考え出すとかなり泥沼に入って
さらにややこしい悩みが生まれる
それ以外を考えよう
割り切るでは無く、乗り切るでは無く、
超え切るだ
超え切るのが、一番の解放だ
どうやって超え切るのか
例えば真面目な考えの人は正論だという事を
前面に説明してくる
その説明を聞き切るとその真面目な考えの人は
満足する、それを繰り返してあげると
その真面目な考えの人は正論に溺れだす
溺れだすとは否定の考えが出て来ない事で
息継ぎの方法を忘れだす、そうすると
元々が真面目な考えだから、人の話を
一度で聞き取る事が難しくなる
なぜ難しくなるのか、人は否定の意見から
自身の考えを整理して成長する
その否定の考えが入って来なくなったら
その整理する能力が退化して
傾聴し整理する能力が発動しづらくなり
この真面目な考えの人は真面目に壊れだす
これで真面目な人の洗脳にズレが出る
この真面目な人は自身の原因からは
外れてくるだろう。
もう一つ、何でも感でも
思いついた言葉を発して
他の人への思いやりが薄い人がいる
この人はかなり利用できる人だ
こういう人はもう自由にさせておけば
自分で自分を苦しめて自爆してくれるが
自爆してもらったら、利用できないので
自爆ギリギリで助けてあげる事を
繰り返せばいい
この人はその内、自身を助けてくれる
存在として日に日に変わっていく
そうすると自身の原因からは
外れて来るだろう
原因とは逃げようとする事では解決しない
原因はいとも簡単に処理できる
それは原因を超え切る事だ
割り切る選択肢はガマンする事になるが
超え切ると解放に向かう
原因は原因と呼べないくらいの
高みへ行けばいいだけの事
それは楽では無いけど、いずれ楽になる。

原因は人それぞれで
沢山の方法を考えてしまうけど
考え方は単純にした方がいい
そして単純に考え過ぎた時に
軽率な行動は違う、単純を軽率に
しないで欲しい。
単なる純粋な考えを大事に超え切って下さい。