るんぺんパリ【RunPenParis】

詩・詩集・ことばをデザイン・アート・写真 るんぺんパリ【RunPenParis】 以前は「Kマーホ」の名で活動(1999-2002)、詩集「トイレの閃き」「テレビジョン」「おしりとサドルが あいますか」「マガサス星人」「コールサック」「眠立体」6冊の詩集を出版して活動休止。 令和元年(2019)に、「るんぺんパリ【RunPenParis】」の名で活動を再開。 三重県伊賀市(旧上野市)出身 静岡県在住

走る。

シーツのように大きく広げれば、何もかも多く手に入るのかも知れない。大きく広げない事で、少なくても暖かく手にするかも知れない。サイボーグが動き出す理由は、人間より恐ろしい生き物が現れた時だった。それは神様の知ってる生き物だとしたら。シーツは何用にも使う事が出来る。考える時間が走る。

 

学ぶ。

握るのか、掴むのは、意志の違いで、自分の体をどう支えるかは変わってくる。握る意志で支えた体は、そう簡単には揺れない。掴む意志で支えた体は、掴んだ物に頼って揺れてしまう。どちらも吊革に手を持って行った時の行動だけど、一番強い行動は、吊革を譲り、自身で揺れを感じて、その揺れを学ぶ事。

 

たたむ。

洗濯物はベランダで有無も言わせず、風に煽られて、ダンスの振付を教わる。簡単なようで簡単なこのダンスは喉がカラカラになるぐらい声を出して楽しいを繰り返し発する。身軽になりつつ洗濯物は、振付は完璧に覚えてダンスはもうお得意になって物干しから解放され。ハンガーから解放され、たたまれた。

 

天気。

神様の目で見たら、この世の中は耐え難い球体かも知れない。アリの目で見たら、この球体は球体である事なんて信じられないと思う。人の目で見たら、球体が当たり前のように見えてる。アリの後ろ姿を見た。前へ進むその姿は、球体とかどうとかは関係無さそうだ。ただただ天気に合わせて体温を変えてる。

 

気分。

おはようの前のおはよう。週末の休日は炎より火で充分だよ。昨日溶けて気体になった物は、いい結果として残したと思う。これからが始まる今日は、一番のコーヒータイムだ。ノンカフェでも対応できるコーヒータイムだ。甘いチョコのはちみつのオレンジはいかが。気分を変える気分は自分で作るしか無いよ

 

期限。

花が悲しい準備をしないで生きてると思っていたら、こんなに気を引く花を咲かせる訳が無いと思った。時間は期限があっていつまでも繰り返せない事実を知られないように淡々と進んでいく。その淡々に笑顔が生まれるんだ。そして次の淡々へ行く準備も必要だ。大きく息を吸って今を飲み込んで次へ出発だ。

 

時間。

友達と思った瞬間から友達は永遠の友達だ。生き方に良くも悪も影響する友達だ。友達は仲がいいと言う意味だとは誰も言っていない。何かこの先に影響を与えてくれたのは友達というくくりになる。それぞれが友達を言う言葉でつながってくる世界が、これまでの友達と思った時間。友達とは影響をもらった人